あなたの包丁、日本製ですよね?
えっ? そう、これって大事なことですよ。
刀作りの流れを汲んでいる日本の包丁は世界一です。
世界中でプロのシェフ達がこぞって使っています。
その世界一の包丁を、日本人のあなたが使わないでどうしましょう?
ドイツ製なんてやめて日本製を使ってください。日本製を。
そして、せっかく日本にいるのです。長い歴史に培われた技術を結集した包丁が手に入るのです。
良いものを使ってください。一生モノですよ!
これは日本人の私からの切なるお願い。
包丁というのは料理人にとって手の延長みたいなもの。
そして一番手にする時間の多いものです。
キレイに切られた素材は、やはり丁寧に調理しようとするものなのです。
野菜や肉、魚といった「生きていた」ものを私達は調理していただきます。
「命」を頂いているのです。
その命、丁寧に調理して食したいものですね。
日本にはいろいろな包丁のメーカーがありますが、有名なところはやはりとても高価。
和食の方など、一本9万円する包丁を使っていると昔何かで読んだ記憶があります。
それほど料理にかかわる人は包丁にこだわるんですね。
ミソノはプロのシェフも使っているナイフのメーカー。
私も用途に合わせ3本持っています。
家庭用には大きすぎない21cmをおススメします。私のモノも家用は21cmです。
昔、自分の為に初めて買った包丁は、よく使う所が減ってきています。
その度に砥石で研いで直したりするのですが、あなたは、そんなことを自分でしなくても
「研ぎ屋さん」にもっていけば、ちゃんと研ぎ直してくれますよ。
そうやって、愛情こめて、世話して道具を使ってあげてください。
その愛は、命のない道具たちにもきっと伝わるのです。
そしてその姿勢は当然、あなたの料理にも反映されるはずです。
イチローがバットやグローブを大切に手入れしたように、あなたももし料理が上達したければ、
こんなことから初めてみると良いでしょう。
きっとすべてに愛のこもった美味しい料理が作れるはずです。
「口福」。おいしい料理をふるまってあげるということは、食べる人の心とお腹をハッピーに
してあげること。
あなたの料理でそれができたら素晴らしいですね。